気軽に呑める、和風スナック

じゅんこママ

なぎさ通りに面するスナック「凉」。着物を着たママが出迎えてくれる。 店のオーナーは、長く芸妓としても活躍してきたじゅんこママ。働き始めた頃からの常連客が今でも通い詰める。

「常連さんに支えられてここまでやってこられた。感謝しかない」と話す。

常連客には地元企業の経営者などが多いが、一見さんも大歓迎という。
「観光でお越しのお客様にお話を聞くと、温泉地のスナックはなかなか敷居が高いイメージがあるというお客さんもいらっしゃるのね。でも、気軽に入ってほしいですね」。

瀬波の地に店を構えて40年近くになるというじゅんこママ。瀬波の魅力を伺うと、 「夏に楽しめる牡蠣が本当に美味しくてね。それを食べたいから居着いたようなもん。美味しいものが多いことが1番の魅力かしらね」。

名物、お通し3品。フルーツや郷土料理も

ママのつくる手料理もたいへん好評だ。

「やっぱり、なるべく村上の名物はお出しするようにしていますね。それから、私の出身は福島県の郡山なので、郡山の名物をおつまみに出すようにしています」とじゅんこママ。

ほか、必ず用意しているものも。
「基本的に、必ず新鮮なフルーツを出すようにしていますね。みなさん、他所でたくさんおいしいものを食べてくるわけだから、少しでも気分がスッキリして、楽しくおしゃべりしてもらえたらなって」。