うまい魚を食べるなら。仲買人が運営する鮮魚センター

鮮魚部門　川村伸二さん

岩船港に水揚げされた旬の鮮魚をはじめ、一夜干しなどを求めて多くの客で賑わう岩船港鮮魚センター。岩船港の仲買人が集まり運営する、鮮魚直売店だ。鮮魚部門の川村さんにお話を伺った。「その時々で安いものを仕入れ、なるべくお求めやすい価格でご提供することを心がけています。お客様に『ここ（鮮魚センター）に来れば、とにかく楽しめる』と思っていただけるような場所づくり、商品づくりを心がけています」と川村さん。 鮭の一夜干しなどの定番商品に加え、新商品の開発にも余念がない。

「村上といえば『鮭の塩引』が人気ですが、当センターではブリの塩引を開発するなど、新たなチャレンジをしています」。 なお、一夜干し等の干物は全て同センターの手づくり。館内にある加工所で毎日製造している。塩加減やタレの調合もオリジナル。店頭に並ぶ商品はすべて出来たての状態で提供されるなど、おいしい魚を味わうのにはもってこいの店だ。

無料の身おろしサービスが好評

観光客、地元客を問わず好評なのが、無料の身卸（みおろし）サービス。鮮魚のことを知りつくしたスタッフがその場で対応してくれる。また、同センターが運営するYouTubeチャンネル「魚の身おろしチャンネル」では、川村さんが丁寧に解説してくれる身おろしアドバイス動画を放送中だ。